引用:Vietnamgroove「ビンホームズ・グランドパークは周辺の一体型インフラ開発で価値を高めています」
今ベトナムで、とある大規模プロジェクトが注目を集めています。ホーチミン市初となるスマートシティプロジェクトで、なんとコロナ禍での販売にも関わらず即日完売エリアがあったり、日系の超大手企業が参画していたりと話題のプロジェクトです。ベトナムと言えば、まだまだ発展途上のイメージが強いかもしれませんが、実は近年大躍進を遂げている国です。世界有数の総合不動産会社Cushman&Wakefieldの調査によると、ホーチミン市のマンション価格は過去10年に渡って、毎年平均約12%上昇しました。コロナ禍において、ホーチミン市のマンション購入への関心度は一時減少しましたが、その後3年間はプラスに成長、主に長期的な投資目的の購入需要が高い割合を占めています。また、ベトナム建設省は、現在の人口増加率と住宅需要を考慮すると、毎年約7,000万㎡の住宅を追加する必要がありますが、ベトナム都市部の新規世帯の増加により毎年約30万戸の住宅が不足している旨の指標を出しています。地価と建設費の高騰及び住宅不足によって、住宅価格は今後さらに上昇し続けていくことが予想されます。
今回は、そんな急成長中のベトナムのプロジェクトの概要と、今注目を集めているポイントについて解説していきます。完売必至の不動産ですので、お見逃しのないよう、ぜひ最後までご覧ください。
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引用:Vietnamgroove「Vinhomes Grand Park案件」
プロジェクト名 | ビンホームズ・グラウンドパーク |
投資家 | ビンホームズ、マステライズホーム、三菱商事、野村不動産 |
場所 | ベトナム、ホーチミン街、9区、フーフ区、グエンシエン通り |
総面積 | 271ヘクタール(71 棟: 25 ~ 35 階建て) |
建物 | ビル×71 棟(25 ~ 35 階建て)、アパート×44,000棟、タウンハウス×1,000戸、ヴィラ×600、ショップ×750 |
参考HP | https://vhgrandpark.com/en/ |
ビンホームズ・グラウンドパークとは、ベトナム・トゥドゥック市を中心として展開され、ベトナム・ホーチミン市初のスマートシティとして注目を集めるプロジェクトです。
ビンホームズというベトナム内で50%以上の不動産シェアを誇る最大手のデベロッパーが主導しており、日系企業の三菱商事や野村不動産も開発に携わっているため、日本人からも多くの注目を集めています。
271ヘクタールの敷地に、4万4,000戸以上のアパートを含む71のビルが建設されます。商業施設や学校、病院や公園も備えて居住者数は20万人以上となる予定です。特に36ヘクタールの面積を持つ公園は、東南アジア最大規模となります。
ビンホームズ・グラウンドパークの第1区画は「レインボー」と呼ばれ、2019年7月3日に発売開始してから、17日間で1万戸が完売となりました。他区画の物件も、コロナ禍に販売が行われたにも関わらず、3日間で2,400室が完売するという大盛況ぶりです。
現在も未完成のプロジェクトですが、一部の区画ではすでに物件の引き渡しが完了しており、約1万人以上が生活をスタートさせています。
ビンホームズ・グラウンドパークには、住居やビルの集合体によって複数の区画に分かれています。それぞれ異なった特徴を持っており、どこの区画を選べば良いか迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで今回は、特におすすめの区画「オリガミ地区」と「ビバリー地区」の2つをご紹介します。
引用:Vietnamgroove「ビバリービンホームズ・グラウンド・パークプロジェクトの概要」
オリガミ地区は、ビンホームズ・グラウンドパークの2番目のプロジェクトです。日本語の「折り紙」を由来としており、日本の伝統スタイルが踏襲されています。
区画内には、ジムや屋外プール、テニスなどが楽しめるスポーツフィールドや公園が設置されています。中でも一番のポイントは、日本独自のスタイルを取り入れた日本庭園や鯉の湖です。
引用:VIET JO「おりがみ敷地内日本庭園イメージ」
三菱商事と野村不動産の共同事業によって、日本風情を感じられる区画となっています。
参考ホームページ:https://i-international.co.jp/global-partner#vietnam
ビバリー地区は、ビンホームズグランドパークの第4区画目のプロジェクトです。
引用:Vietnamgroove「ユーティリティー内部」
アメリカのビバリーヒルズをイメージして造られていることから、ラグジュアリー感・リゾート感を味わえる建物や環境が揃っており、本プロジェクトの中でも最も立地の良い地区です。
引用:Vietnamgroove「ビバリービンホームズ・グラウンド・パークのユーティリティ」
建物は22〜34階建でZ字とT字で設計され、10棟の建物に5088室のコンドミニアムが入る他、公園やスイミングプール、ウォーターミュージックシアターが併設されています。
間取りはSTUDIOタイプから、1ベッドルーム+1、2ベッドルーム、2ベッドルーム+1、3ベッドルームがあり、お部屋によっては270度の景色を楽しむことができます。
引用:Vietnamgroove「ユーティリティー内部」
また、36ヘクタールの公園の真向かいに建設されており、ベトナム南部で最大のショッピングモールであるビンコム・メガモールやマンハッタンエリア、45階建のオフィスビルにも隣接。将来的に最も賑やかになるとされている高層エリアです。
参考ホームページ:https://i-international.co.jp/global-partner#vietnam-2
ビンホームズ・グラウンドパークが、ホーチミンの一大プロジェクトとして注目を集めていることはご理解いただいたと思いますが、そこまでおすすめするポイントはどこにあるのでしょうか。ここでは、3つの観点からご説明します。
1つ目は、インフラ開発に伴ってビンホームズ・グラウンドパークまでのアクセスが改善されることです。ホーチミン中心部から直線距離で約20km(車で約35分)である点も申し分ないですが、2021年に開通した環状3号線のおかげで、ロンタインハイウェイやハノイハイウェイまでの利便性もアップしました。2025年には、ロンタイン国際空港が開業予定となっているので、海外移動の多い方にも優しいインフラ整備が進んでいます。中心部へと繋ぐVIN BUSの運行予定もあることから、今後各方面へのアクセスが更に良くなることが想定されます。
引用:VIET JO「完売迫る!将来性に溢れた先行投資で 「Vinhomes Grand Park」のオーナーに」
現在、ホーチミン市9区、旧2区、トゥードゥック区を合併して、ホーチミン市直属の東都都市を造る計画が進められています。交通インフラの整備をはじめ、ハイテクや金融への積極投資を呼び込んでおり、将来的にはベトナム南部経済の中心地となることが期待されています。ビンホームズ・グラウンドパークはその先駆けのイノベーションシティとして、さらに発展していくでしょう。
ビンホームズ・グラウンドパーク内の不動産価格は毎月上昇しています。特にオリガミ区画の物件は、発売当初より既に+20%以上も価格が上昇、ホーチミン市全体の不動産価格も年間で約+10%上昇しているデータも出されています。今後ますますの発展が期待されるため、投資用としても非常に魅力的なエリアであると言えるでしょう。
今回は、ベトナムの大注目プロジェクト「ビンホームズ・グラウンドパーク」をご紹介しました。ホーチミン市初のスマートシティということで、非常に完成が楽しみなプロジェクトです。
「オリガミ地区」「ビバリー地区」は特におすすめですが、完売必至の不動産です。少しでも気になる方は、お早めにお問い合わせください。
弊社アイ・インターナショナルは、世界各国に不動産ネットワークを持つからこそ、お客様のニーズに合わせた幅広い海外不動産の投資プランまでご提案できます。不動産投資に少しでも興味があるという方は、お気軽に弊社までご相談ください。
なお、本記事における解説情報はあくまで一般論であり、個別具体的な考え方や手法は投資物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等については、お気軽にお問い合わせください。