アジアで「インド洋の真珠」と呼ばれる国があることをご存じでしょうか。話題に上がることは多くないものの、実はいくつもの世界遺産を誇る魅力的な国、それがスリランカです。
今回は、そもそもスリランカはどのような国なのか、現在の経済状況や観光名所と併せて解説していきます。スリランカで不動産投資を始めるにあたっておすすめの物件や土地情報も公開しますので、お見逃しのないよう最後までご覧ください。
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スリランカは日本と同じアジア州に属しており、インドの南東に位置する島国です。元々はイギリスの植民地でしたが、1948年に自治領セイロンとして独立、1970年代にスリランカ民主社会主義共和国として完全独立を果たしました。
インドから宗教の異なるシンハラ人やタミル人が移住してきたことで長らく民族紛争が絶えない国であったため、言語や宗教もさまざまです。
正式名称 | スリランカ民主社会主義共和国 |
首都 | スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ |
人口 | 2,216万人(2021年時点、出典:スリランカ中央銀行) |
日本との時差 | 3時間30分 |
言語 | シンハラ語、タミル語、英語 |
宗教 | 仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教 |
そんなスリランカですが、実は2022年春に債務不履行(デフォルト)に陥りました。企業の成長と雇用の拡大を求めて所得税などの減税措置を行ったこと、新型コロナウイルスの感染拡大で観光業が低迷したことなどが原因として考えられています。2023年のGDP成長率もマイナス3.8%と、経済的には危機的状況です。しかし、見方を変えれば、デフレが続く今だからこそ不動産を安く購入できるチャンスでもあります。
また、日本を含む大半の債権国と債務再編について基本合意に至っており、世界銀行の発表によると、2024年のGDP成長率は1.7%、2025年は2.4%と、経済はプラスに向かうと予測されています。まさに「安く買って、高く売る」ための絶好の機会です。
不動産投資先としてスリランカが狙い目であることがわかりましたが、実際にどのような物件を購入するべきなのでしょうか。ここでは、スリランカでおすすめの3つの不動産をご紹介します。
1つ目は、コロンボ市内のコロンボ5区に位置している物件です。そもそもコロンボ市は1〜15の区に分けられています。コロンボ5区には、ハブロックタウンと呼ばれる日本人も多く住むコンドミニアムがあったりと、開発がかなり進んでいるエリアです。
土地面積 | 190㎡ |
建物面積 | 325㎡ |
部屋数 | 4 |
バス・トイレ | 3 |
家具備品付き台所 | 2ヶ所 |
リビング&メイドルーム | 2ヶ所 |
駐車場 | 1台 |
販売価格 | 9,000万円 |
水色・クリーム色が主の落ち着いた雰囲気の室内で、インターナショナルスクールや病院、スーパーが徒歩圏内にあります。
コロンボ市から車で約30分ほどの距離にあり、喧騒な都市部から離れているため非常に落ち着いたエリアです。公共交通機関や学校、病院までのアクセスも良く、生活しやすい環境です。
建物は、AとB2つのタワーがあり、居住者の方々はスイミングプールやジムも自由に使用することができ、商業エリアや共用のレクリエーションホールも隣接しています。
それぞれTYPE A〜F(2LDK・3LDK)のお部屋があり、将来的にはさらに値上がりすることも予想されています。
内装はこちらの動画で一部ご確認いただけます。
物件タイプ | 広さ | 販売価格(15%OFF) | 2年後の想定価格 |
TYPE A/B/C/D | 112.5㎡〜117.4㎡(3LDK) | 3,380万円 | 5,070万円 |
TYPE E | 76.4㎡(2LDK) | 2,230万円 | 3,345万円 |
TYPE F | 72㎡(2LDK) | 2,080万円 | 3,120万円 |
コロンボ周辺は大型の高級ホテルが多く、一般の方々が宿泊するには料金が高額です。また、コロンボ市内に存在するビジネスホテルは非常に少なく、あったとしても清潔感やホスピタリティの観点でおすすめはできません。コロンボは特に経済発展が著しいエリアであるため、ビジネスホテルの活用ニーズは非常に多い一方で、一般的な方が気軽に宿泊できるホテルの数は限られているのが現状です。
そこで、コロンボ市内中心部から約12.5kmの郊外地、道路沿いに位置で売りに出されている土地がおすすめです。3階から5階建て、部屋数80程度の小型ビジネスホテルを建築するのに最適な土地で、国の都市公団の建設認定も得ています。
住所 | Pasal Mawatha, Borella Road, Thalawathugoda, Sri Lanka |
土地 | 746㎡(約226坪) |
現在の価格(20%OFF) | 2,900万円 |
2年後の想定価格 | 4,000万円 |
注意点として、スリランカでは外国人や外国籍企業による土地購入は原則禁止されています。そのため、スリランカで土地を取得するためには、主に以下2点の方法が考えられます。
①日本人名義で最長99年のリース契約を結ぶ
②現地法人を設立して法人名義で購入(外国資本49%以下の株式比率)
リース契約については特段規制がないため、土地取得の有効な手段の一つです。
★各物件の詳細につきましては、以下までお気軽にお問合せください。
アイ・インターナショナル株式会社
〒106-0032 東京都港区六本木 4-9-2
担当:アヌルッダ
TEL:03-6455-5895 / 携帯: 080-9055-1930
E-mail:anuruddha15@hotmail.com
スリランカには、実は8つもの世界遺産が登録されています。日本の北海道よりも小さい面積でありながら、これだけ多くの世界遺産があることからも、歴史的にも文化的にも非常に貴重で魅力的な国であると言えるでしょう。ここでは、スリランカで一度は訪れたい観光名所を3つ厳選してご紹介します。
キャンディ王宮は、スリランカの中心部キャンディにある宮殿で16世紀末に建造されました。キャンディは多くの巡礼者が訪れる聖地として有名で、世界遺産にも登録されています。他の都市と比べて比較的涼しいエリアのため観光地としても人気で、スリランカの文化や歴史を体感するためには必ず訪れたい場所です。
コロンボから約200kmほど離れた場所に位置しているエッラ駅とデモダーラ駅を繋いでいるのが、このナインアーチブリッジです。橋下には茶畑が広がっており、SNSで多数投稿されたことで話題を集め、今ではフォトスポットとしても人気です。エッラには、レストランやホテルの数もかなり増えてきているため、観光地としてもおすすめです。また、ナインアーチブリッジには、車窓からスリランカの山々や集落の景色を楽しめる列車も走っています。
シーギリヤロックは「天空の王宮」とも呼ばれ、世界遺産にも登録されている観光スポットです。ジャングルの中にそびえ立つ巨大な一枚岩は、頂上までに約1,200段の階段を登る必要があります。頂上に行くまでが大変ですが、頂上の宮殿跡や360度見渡せる絶景は感動ものです。
今回は、主にスリランカの概要と不動産投資におすすめの物件をご紹介しました。現在デフォルトに陥っており、経済的には危機的状況ではありますが、不動産投資としてのリターンを最大化できる可能性がある絶好のチャンスです。多くの世界遺産を誇る魅力的な国スリランカで、ぜひ不動産投資を始めてみてください。
弊社アイ・インターナショナルは、世界各国に不動産ネットワークを持つからこそ、お客様のニーズに合わせた幅広い海外不動産の投資プランまでご提案できます。不動産投資に少しでも興味があるという方は、お気軽に弊社までご相談ください。
なお、本記事における解説情報はあくまで一般論であり、個別具体的な考え方や手法は投資物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等については、お気軽にお問い合わせください。