前回のドバイ編Part⑦では、一度は訪れたいドバイの観光名所をご紹介しました。ドバイはブルジュ・ハリファをはじめとする豪華な建造物が取り沙汰される一方で、実はテーマパークやスキー場まであります。老若男女どの年代の方であっても楽しめる魅力的な都市です。
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そして今回のドバイ編Part⑧では、ドバイで有名な不動産会社(デベロッパー)をご紹介します。移住のために住宅を購入したり、不動産投資を始める際は、不動産会社選びが非常に重要です。日本人からは馴染みのない企業ばかりですが、ぜひ最後までご覧ください。
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ドバイにも多くの不動産会社が存在しますが、その中でも有名な大手企業を5社ご紹介します。やはり大手ということだけあって、ドバイでも著名な建造物を手掛けた企業ばかりです。
ドバイにおける最大手の不動産会社、それがエマール・プロパティーズです。誰もが知るドバイの超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」や世界最大のショッピングモール「ドバイ・モール」をはじめ、高級住宅地「エマール・ビーチフロント」、リゾート地「ドバイ・クリーク・ハーバー」などのプロジェクトを手掛けており、世界的に有名な不動産開発会社の一つです。また、不動産だけではなく、最近ではITサービスの領域でも力を伸ばしていることが特徴です。
ダマック・プロパティーズは、高級住宅地の「ドバイ・ヒルズ・エステート」や高級ゴルフコース「トランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ・ドバイ」などの開発を手掛け、カタールやサウジアラビアをはじめとする中東エリアで勢力を伸ばしている企業です。
また、つい先日、スイスの高級宝飾ブランド「ドゥ・グリソゴノ」と共同で、ドバイの新オフィス街「ビジネスベイ」に、45階建ての高層マンション「カナルハイツ2」を建設することが発表されました。
ナキール・プロパティーズは、「パーム・ジュメイラ」や「ザ・ワールド・アイランズ」など多くの人工島プロジェクトを手掛けており、これまでに15,000ヘクタールを超える土地に27万人以上の人々へ住居を提供していることから、住民からも親しみを持たれている不動産会社です。2008年〜2009年にかけて、「ナキール・タワー」という超高層ビルの建築工事が進んでいましたが、当時のドバイ・ショックが原因で建築は中止となりました。
アルダール・プロパティーズは主にアブダビを拠点として活動している企業で、アブダビの高層ビル「エティハド・タワー」や高級住宅地の「アル・ランダ」、複合施設「アル・ジム」や高級ホテル「スターウッド・ホテル」などのプロジェクトを手掛けています。同社は、環境保全や持続可能性を重視した建築プロジェクトにも取り組んでおり、中東地域での都市開発に大きな影響力を持っています。
元々インテリアデザイン会社としてオマーンで設立され、インドでの事業拡大を経てドバイに拠点が作られたのが、このソブハ・グループです。アパートと宿泊施設を複合したハートランドプロジェクトが有名で、競馬のドバイワールドカップでお馴染みのメイダン競馬場付近の開発を行っています。他にも、約1兆2,300億円規模にまで上る「MBR シティ―ディストリクト・ワン」という複合施設の開発にも携わっており、今非常に勢いのある不動産会社として有名です。
今回は、ドバイで有名な大手不動産会社(デベロッパー)をご紹介しました。各社ともに得意とするエリアや特徴が異なるため、ご自身の状況や目的に合った不動産会社を探してみてください。
次回の記事では、現在驚異的な成長を遂げているドバイにおける、今後の都市計画や発展性について解説していきます。将来的に、ドバイに移住したい、不動産投資をしたいという方の判断材料にもなる内容ですので、ぜひお見逃しの無いようご覧ください。
また、弊社アイ・インターナショナル株式会社は、2023年からドバイを始めとする世界の主要都市に本格的に進出していく予定です。
世界各国に不動産ネットワークを持つ当社だからこそ、お客様のニーズに合わせた幅広い海外不動産の投資プランをご提案させていただくことが可能です。不動産投資に少しでも興味があるという方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。
なお、本記事における解説情報はあくまで一般論であり、個別具体的な考え方や手法は投資物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等については、お気軽にお問い合わせください。