【不動産投資 インバウンド編 Part①】インバウンド需要が著しい日本!今注目を集める理由とその魅力を解説

東京オリンピック・パラリンピックを無事に終え、インバウンド需要のピークが過ぎたと思われた日本ですが、ここにきて再び外国人から大きな注目を集めています。具体的には、海外投資家による日本不動産の買い占めが始まっています。なぜ海外投資家から注目を集めているのか、日本の魅力はどういったところにあるのでしょうか。

 

今回はPart1・Part2の二部構成です。Part1である本記事では、変化の激しい日本社会の最新情報と、日本で生活することの魅力やメリットをお伝えします。また、記事の後半には日本のデメリットも記載しています。物事の良い面だけを見て、何かの判断を下すことは非常に危険です。メリット・デメリット両方を正しく認識することで、いざ自分自身が不動産投資を行うこととなった際に、より安心して取り組むことができるようになります。必ず最後まで熟読してください。

 

日本社会の今

 

2020年〜2022年にかけて、日本でも大きな変化がありました。ここでは、「新型コロナウイルス」そして「歴史的な円安」という2つの観点から、現在の日本社会について解説します。

 

■新型コロナウイルス

歴史的な猛威を振るった新型コロナウイルス。今もなお感染者数は多く、予断を許さない状況です。街中では9割の方がマスクをしており、室内ではマスク着用を義務化している施設は多くあります。しかし、日本においても、少しずつですが新型コロナウイルス発生前の平凡な日常に戻りつつあります。緊急事態宣言が終わり、人の移動は確実に増えています。仕事終わりに飲みに行く人、週末に家族でお出かけをする人など、街中が賑やかになってきました。また、姿を消していた外国人観光客も見かけるようになりました。日本への入国規制が緩和されており、これからさらに多くの外国人観光客が訪れるようになるでしょう。

※日本へ入国するためには、引き続きワクチン接種済みの証明書あるいは陰性証明書の提出が必要となりますが、入国時の検査は廃止され、1日の入国者数の制限も撤廃される見通しです(2022年10月2日時点)。

 

最新の入国規制はこちらから。

 

■歴史的な円安

2022年9月に入り、ドル円相場は1ドル=140円を上回りました。政府や日銀が為替介入へ踏み切ったものの十分な効果は得られず、多くの専門家からは今後も円安傾向は続くと言われています。日本人にとってはますます生活が苦しくなりますが、海外の人々にとっては日本で不動産を購入する絶好の機会であり、この機を逃す手はありません。

 

出典:三菱UFJ銀行「外国為替相場チャート表」
対象期間:2021年10月1日〜2022年9月30日

 

日本のメリット3選(生活編)

 

多くの注目を集める日本には、どのような魅力があるのでしょうか。生活と文化両方の観点からご紹介いたします。

 

■治安が良い

旅行や生活をする上で一番重要なポイントが、その地域の安全性です。日本は治安の良い国として有名であり、2021年の「世界の安全な都市ランキング」では東京が5位にランクインを果たしています。海外では、一度財布や携帯を落としてしまったら、手元に戻ってくる確率はほぼゼロに等しいでしょう。しかし日本には心穏やかな人が多いため、落とし物が交番に届けられていたケースも決して珍しくはありません。

 

■交通網が発達している

地域差はあるものの、電車やバス、新幹線などといった公共交通機関が非常に発達しているため、日本国内の移動に苦労することはほとんどありません。また、成田国際空港や羽田空港をはじめとした国際線の発着空港が複数あることも、日本と海外を行き来する人にとっては非常に便利です。

 

■外国人にも優しい保険制度

日本には医療費の負担を抑えるための保険制度があり、保険証を提示すれば個人の医療費負担は総額の30%のみとなります。これはたとえ外国人であっても同様です。パスポートや在留カードなど必要書類はありますが、国籍問わず健康保険へ加入できる点はメリットです。

 

日本のメリット3選(文化編)

 

続いて、日本文化の魅力を3点ご紹介します。

 

■日本食

日本の食、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されていることはご存知でしょうか。日本の文化や四季を象徴した食べ物が評価されています。また、外国人が日本を訪問する一番の目的はこの和食である、というデータも出ているようです。もちろん個人の好みはありますが、外国人のお口にも合いやすい日本食は、非常におすすめです。

 

■漫画やアニメ

日本の文化といえば、漫画やアニメを想像する方も多いでしょう。日本には幅広い年齢層に向けた漫画やアニメがあるため、子供から大人まで楽しめる質の高いコンテンツになっています。また、外国人からも非常に人気であり、中にはアニメをきっかけに日本文化に興味を持ち、日本語を勉強し始める方も多くいらっしゃいます。日本には漫画喫茶という漫画が読み放題のお店もあるので、漫画やアニメが好きな方はぜひ一度訪れてみることをおすすめします。

 

■四季

四季が存在する国は他にもありますが、ここまで季節の移り変わりを実感できるのは日本だけです。春には桜が咲き、夏は海水浴、秋には旬の食材を楽しみ、冬は雪景色の中で温泉を堪能する、そんな楽しみ方ができます。北の北海道から南は沖縄まで気候も様々ですので、自分好みの環境で生活を送ることができます。同じ国とは思えないくらい、様変わりする景色に魅了される方は多いのではないでしょうか。

 

日本のデメリット

 

日本には多くの魅力がある一方で、日本で生活することのデメリットもあります。

 

■地震や災害が多い

世界的にもよく知られている通り、日本は地震や台風などの災害が多い国です。例えば、2011年の東日本大震災は世界中で大々的に報道されていたため、ご存知の方も多いでしょう。

しかしその分、災害対策への取り組みがかなり進んでおり、建物の建築にかかる建築基準法の改訂など、安全性を強化すべく改良や改善が繰り返されています。

 

■言葉の壁

漢字やひらがな、カタカナといった特殊な文字を使用していることもあり、日本語の習得に苦労されている外国の方は多いのではないでしょうか。また、英語が話せる日本人も不足しています。世界的にみても日本人の英語力は低いレベルにあります。これは、日本のインプット重視の学習による影響が大きく、グローバル化が進む中で問題視されてきました。最近は学習カリキュラムの改革も進み、アウトプット重視の授業や試験方法にシフトされてきましたが、まだまだ課題は多く残ります。とは言え、2021年に行われた東京オリンピックの影響もあり、以前と比較すると外国の方にとっては生活がしやすくなりました。例えば、駅構内の案内掲示板や街中の地図など、至る所に英語表記が付け加えられています。

 

■進む人口減少

日本は深刻な人口減少に悩まされています。人口の増減率は、不動産投資の成否に大きく影響します。ただし、この人口減少はあくまで日本全体に対する「総評」です。つまり、地域によってはまだまだ人口流入が見込めます。

 

従って、

 

日本で不動産投資を始める際は、

「どのエリアのどの物件を購入するか」

が非常に重要です。

 

賃貸需要の高いエリアで購入ができれば、不動産投資が成功する可能性が格段に上がります。

 

 

まとめ

 

新型コロナウイルス対策における入国規制の緩和や歴史的な円安の後押しを受けて、今日本は非常に注目を集めています。特に海外投資家からの視線は熱く、すでに日本不動産の買い占めが始まっています。

 

日本が今注目を集めている理由、そして日本の魅力的なポイントがわかったところで、次回のPart2では、日本で不動産投資を始めるにあたって、物件の選び方をご紹介させていただきます。より不動産に特化した内容となるので、これから日本での不動産投資を検討されている方は見逃して損をすることがないよう、ぜひご覧ください。

 

 

次回の記事更新が待てないという方へ

 

今回の記事を読んで、「どうしても次回の記事更新が待てない」、「日本の不動産の買い占めに乗り遅れて、損をしたくない」という方は、弊社アイ・インターナショナルへご相談ください。

 

お客様のためにデメリットもしっかりお伝えしつつ、ニーズに合わせた幅広い海外不動産の投資プランをご用意しております。

 

なお、本記事における解説情報はあくまで一般論であり、個別具体的な考え方や手法は投資物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等については、お気軽にお問い合わせください。

 

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