海外不動産投資を検討する中で、日本人にも身近なエリアとしてアメリカを検討する人も多くいるでしょう。
一言にアメリカでの不動産投資といっても、投資経験がない、または浅い人にとっては以下のような点に疑問を感じるのではないでしょうか?
本記事では、アメリカでの不動産投資を検討している人に向けて、アメリカ不動産に投資をするメリット、同業他社の動向、おすすめのエリアをそれぞれ紹介します。
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アメリカで海外不動産投資をするメリット6つです。
■先進国でありながら人口が増加している
■世界一の経済大国である
■通貨の信頼性が高い
■不動産価格が上がりやすい
■ジム・スパ・プール付きのタワーマンションの供給が進んでいる
■英語が通じるため言語障壁が低い
アメリカは人口動態や経済規模といった観点で見ると、長期的に不動産を保有できる有望なエリアの一つといえます。
2019年に国際連合が発表した世界の人口予測によれば、2050年のアメリカの総人口は約3億8,000万人(日本の予測値の約3.7倍)にまで増加すると見込まれています。
加えて、独立行政法人労働政策研究・研修機構のデータでは、アメリカの生産年齢人口(15~64歳)の予想推移および総人口に占める割合は以下の表の通りです。
年 | 生産年齢人口 | 総人口に占める割合 |
---|---|---|
2000年 | 1億8,583万人 | 66.0% |
2020年 | 2億1,514万人 | 65.0% |
2030年 | 2億1,767万人 | 62.3% |
2050年 | 2億3,176万人 | 61.1% |
アメリカは先進国でありながら2050年までの長期間にわたって人口増加が見込まれ、生産年齢人口も60%以上を保っています。
不動産投資の成否は購買力のある人口の多寡に左右され得るため、人口という観点から見たアメリカのマーケット環境は良好と評価できます。
アメリカはGDPが世界で最も高く、世界一の経済大国です。アメリカのGDPは1960年台から一貫して成長を続けています。
※Data Commonsより
GDPが成長しているということは、経済成長により雇用が増えて賃貸住宅の需要が増加する、不動産価格が上昇するといった効果が見込める可能性があるということです。
加えて、アメリカは資源産出国でもあり、原油や穀物、鉱物といった天然資源が多く取れます。自国で資源が産出できるということは、資源を輸入に依存する必要性が低かったり資源を輸出することで国の経常収支を高めたりすることができるという経済上の強みがあります。
国の経済が強いということは、国家として安定している、通貨価値の暴落リスクが低い、新たな雇用創出による住宅需要の増加といったメリットがあるともいえるでしょう。
アメリカの通貨であるアメリカドル(USD)は世界の基軸通貨であり、世界で最も流通している通貨です。国際銀行間通信協会(SWIFT)がこのほど発表した報告書によれば、2021年12月の主要通貨による決済額は、米ドルが40.51%で世界最多となっています(2位はユーロで36.65%、3位は英ポンドで5.89%)。
世界で最も流通しているということは通貨としての信頼性が高いといえるため、安心して長期的に保有できるでしょう。
さらに、USDはその信頼性の高さから日本との入送金が容易であり、スムーズな資金移動ができるという点も大きなメリットの一つです。
アメリカでは以下2つの理由により、不動産価格が上がりやすいという大きな特徴があります。
・新築戸建が建ちにくく、既存戸建の価値が上がりやすい
・人口が増えても戸建の供給数は増えないため価格が上がりやすい
中古物件の流通量が多く、住宅の供給量よりも人口増加の方が多いという点で日本のマーケット環境とは異なるのです。
アメリカでも日本と同様にタワーマンションの供給が進んでいます。その中にはジム・スパ・プールなどが共用施設に整備されているものもあり、投資用物件として購入して賃貸運用することも可能です。
アメリカの都市部では、ジム・スパ・プールはハイグレードなタワーマンションにしか付いていないことが多いですが、地方ではミドルグレード以上のタワータイプではないマンションにも多く普及しています。
アメリカの都市部には限られた土地に多くの人が流入してくるため、住宅の高層化が進んでいます。今後もジム・スパ・プール付きのタワーマンションの供給加速による投資チャンスの増大も考えられるでしょう。
共用設備が充実している物件は賃貸マーケット・売買マーケットともに人気が高いため、賃貸・売買の際に借主・買主に大きなメリットを提供できます。一方で、共用設備の維持管理費がかさむため、毎月の管理費が高くなりやすいという点は認識しておきましょう。
英語は日本人が最も馴染みのある外国語といえます。アメリカで不動産投資をすると物件情報の取得や契約といったあらゆる手続が英語で行われるため、言語障壁の低さは日本人にとって大きなメリットといえるでしょう。
アメリカでの不動産投資サービスを提供している不動産会社には、実際にどのようなプランがあるのかを4つ紹介します。
・ハワイのリゾートのタイムシェア
・1000万円以下の投資物件も
・アメリカ西海岸の一棟アパート(1億円以上)
・アメリカ南部の戸建(5000万円程度)
エリア・価格・物件種別のいずれをとっても、多種多様な物件に日本人投資家が投資できるマーケット環境が整いつつあります。
アメリカ不動産投資でおすすめのエリアについて以下3つのトピックに分けて解説します。
■第1おすすめ群3選
■第2おすすめ群3選
■都心部より郊外がおすすめ
弊社アイ・インターナショナルが最もおすすめする投資エリアは以下の3州です。
・ノースカロライナ州
・テネシー州
・ケンタッキー州
いずれの州もアメリカ東部に位置し、人口はアメリカ全53州の中で上位の半数以内(27位以内)に入る規模です。
上記3州のおすすめ理由や注目すべきポイントについて気になる方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。
弊社アイ・インターナショナルが第1群に次いでおすすめする投資エリアは以下の3州です。
・テキサス州
・ネバダ州
・アリゾナ州
いずれの州も人口増加率が高く、1980年からの約40年間で人口が約2倍以上に成長しています。
上記3州のおすすめ理由や注目すべきポイントについて気になる方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。
弊社アイ・インターナショナルでは、アメリカでの不動産投資においては都心部よりも郊外の方がおすすめであると考えています。
価格が高止まりしている都心部よりも手頃な価格の物件がある郊外の方が投資を始めやすいためです。特に初心者の場合は最初から都心部の高額な物件に投資するよりも、手頃な郊外の物件に投資する方がリスクの低減に繋がるでしょう。
郊外であっても物件管理やリーシングを適切に行うことができるのであれば、安心して投資をすることができます。弊社アイ・インターナショナルには信頼できる現地パートナーがいるため、物件管理やリーシングも問題なく行うことが可能です。
海外の中でも日本人にも馴染みのあるアメリカは、人口、経済、言語障壁等の多様な観点から多面的に評価して、有望な不動産投資マーケットであるといえます。日本からでも多種多様な物件に投資ができる環境が整っているため、分散投資によるリスクヘッジという観点からもアメリカでの不動産投資を検討してみるといいでしょう。
アメリカ不動産投資にご興味のある方はぜひ一度オンラインセミナーにご参加ください。初心者から上級者までアメリカ不動産投資に関する知識や情報、ノウハウをご紹介いたします。
また、弊社アイ・インターナショナルでは、お客様のニーズに合わせた幅広い海外不動産の投資プランをご用意しております。ぜひ一度ご相談ください。
なお、本記事における解説情報はあくまで一般論であり、個別具体的な考え方や手法は投資物件によってケースバイケースです。より詳細な情報やノウハウ等については、お気軽にお問い合わせください。